クリニック紹介
ロゴについて
もともと敷地内に鎮座していた楠をロゴにいたしました。
幹はせぼねと二本足をイメージして、みずみずしさ、若々しさ、力強さを表現しております。
あわせて「人」もモチーフとして人のつながりを大切にしていきたい思いも込めました。
リズミカルで今にも動きだしそうな躍動感のあるマークとなりました。
せぼねの症状で歩けない方が、明るく活動できる生活を取り戻せるような医療をめざします。
「共仁会」
に込めた想い
私は鹿児島県の姶良郡姶良町という田舎で育ちました。
十歳、小学校4年生の時です。私は父親を脳卒中で失いました。その日は父親と一緒に山遊びに行ったのに、夕方にはすでに帰らぬ人になっていたわけです。38歳という若さでした。
その後の生活は一変し、母親はわたしたち4人の兄弟を育てるため、仕事をしつつ、家庭も守りつつ、本当に大変だったと思います。今思えばすべての時間をわたしたちのために犠牲にしていたと思います。そんな母親がわたしにつぶやいたことが医者を目指した原点です。
「あなたが医者になってくれたらいいね、おとうさんが死ななかったかもしれないし、おかあさんたちみたいに、残された人が悲しまないで過ごせたかもね。」
その言葉はわたしの心に突き刺さり、わたしは脳脊髄外科医になることができました。
医療法人共仁会は、支えてくれた母親に名付けてもらいました。
「関わり合う皆々がお互いに、やさしい気持ちで、仁ある医療を、という思いを込めたよ。」
本当にありがたいことです。
わたしたちは「共仁会」にふさわしい医療を実践いたします。